さて、今回は「高級卵」における選び方のポイントや違い等を中心にまとめてみました。
皆さま、高級卵と聞いたらどんな想像をしますか??きっと、”美味しそう”や”むっちゃ高そう”あたりが多いんじゃないかと思います。
スーパーで買う値段の数倍は当たり前で、高級卵の業界では6個で5000円とかフツーにあります・・・。ゲゲゲ、スゴイ
一般的に1パックだいたい200~300円の値段で売られているのに対し、その差は歴然としています。
そもそも高級卵と一般的にスーパー等で売られている卵とでは何が違うか。
最大の要因は、「飼料」と「飼育方法」で、ようは卵を産むニワトリにとって良い環境にさせているか否かの違いで卵にかかる値段が変わってきます。それはそうですよね、大切に手間暇かけて育てたニワトリの卵と、大量生産を目的に育てられたニワトリの卵とでは、両者に違いがでるのは至極当然のことのように思えます。

高級卵
さて、ここのところを踏まえたところで、今回のテーマに入っていきましょう。
この記事をお読みいただいているあなたは高級卵について関心があって、購入を検討している段階かと察しています。しかし、どんな高級卵がいいか、はたまたどこの生産ファームで作られた卵が人気があるのか、などなど「?」が頭にチラついているんじゃないでしょうか。
それもそのはず、2019年10月現在”楽天市場”にて検索にヒットする高級卵の数は106件あり、
高級卵を何度か食べたことがある人ならともかく、初めての人となればチョイスに迷うこと間違いなしです。。。
そこで!
この度、ながらくこの件について調査をしていて”特に”興味を持った「高級卵」を解説付きでお届けしたいと思います。
さてさて、、、お楽しみにどうぞ!
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記事半ばにてオススメの高級卵を厳選して3つご紹介しております。たくさんある高級卵の中から苦渋の選択でしたが、3つお勧めの生産ファームを選ばさせていただきました。
どのファームさんもオリジナルで付加価値のある高級卵を作られており、全てをご紹介するとキリがないため、当サイトでは厳選中の厳選という結果になっていますが、ここで紹介しなかった生産ファームさんも素晴らしい高級卵を作られているのでコンテンツ中にリンクを張っておきますね。ご参考にどうぞ!!
高級卵を選ぶ時のポイント
何を基準に選らんだらいいか分からない!という方は、次のことを参考にしてみてください。
高級である以上、一般で売られるものとの違いをきちんと理解し納得することで、自分で食べるにしても贈答用として大切な方へ送るにしても自信をもって選ぶことができますよね。
選ぶポイントはいくつかあるでしょうが、外せない3つの項目をご紹介します。
飼料(エサ)に何を使っているか
飼料、これはいわゆるニワトリに与えるエサにあたります。
一般に売られる卵と高級卵とを分ける一番の要因となり、この飼料は生産ファームによって千差万別。
ニワトリのエサはトウモロコシが割合が大部分を占めていて、ここにプラスしてお米や唐辛子、海藻、マンゴーなどなど、生産ファームさんの経験と知識によって独自に配合された飼料があります。
人の体もニワトリの体も同じで、食べたモノの栄養素によって体が作られるので、当然ニワトリにとって良いエサを与えれば栄養がそのままダイレクトに”卵”へ届き、結果おいしい卵が産まれます。
ある高級卵を作っている生産ファームでは、卵の黄身の部分を濃いオレンジ色にするため赤パプリカをエサに混ぜていたり、別の生産ファームでは黄身の色を抑えるためにお米を飼料に混ぜてニワトリに食べさせたりしています。
いろいろな工夫があるんですね~生産ファームの方々には脱帽してしまいます。。
おそらくもっと細かい部分もあると思いますが、そこは間違いなく企業秘密になるでしょう!
ここで私たち高級卵を買おうとしている消費者が考えることとは、ミクロな視点で物事を見ることでなぜ高級卵が存在しているのか、そして業界的には広くないものの一定数のシェアがあるという事実を見ることだと思います。
飼育方法はどのようなものか
飼育方法についてこだわる生産ファームと、そうでないファームに分かれている傾向にあるように思いますね。
やっぱりニワトリの気持ちになって考えた時、ギュウギュウ詰めにされた状態で生活させられるのと、ある程度ゆとりある空間で伸び伸びと生活できる空間で過ごすのとでは大きな開きがあるのは共感できる点です。
ストレスがある環境で生まれる卵、伸び伸びできてたくさん動き回れる環境の元生まれる卵、どちらが健康かは一目瞭然でしょう。
と、ここまでは考えつきます。
では、どうしてすべての生産ファームが良いことが分かっている飼育方法を取らず、ギュウギュウ詰めで飼育するのでしょうか?
そうですよね、ストレスなく育てれば限りなく上質の卵に近づくのであったら、やらない手はないと思いますし、高級卵に限らず飼育方法の分野では一般的な卵を産むニワトリも同じような環境にすればいいのでは?
そんな疑問はさておき、多くの生産ファームがニワトリをギュウギュウ詰めで飼育する理由についてですが、一番に上がるのが「コスト」の面で、鶏舎を広く取る課題に加え、放し飼いにしたときの手間や他動物から襲われるリスクも生産ファームは考えなくてはなりません。
数十匹なんかの数ではなく数百匹単位になるので、飼育方法において放し飼いや伸び伸びさせることのコストを考えると、なかなか実行できないのが現状なのかもしれません。仮にそうしたとしてら卵の販売価格を上げなくてはならず販売数が落ちてしまう事態にもなりかねません。
値段とブランド価値のバランス
高級卵となれば価格がドドーンと上がるので、お財布と相談する必要がありますよね!
高級卵を値段で選ぶとすれば、飼料だけのこだわりではなく飼育方法も条件に入れて検討してみるといいかもしれません。
けれども、こだわった飼育方法まで手が行き届いている生産ファームって実際のところなかなかいないので、そうなるとすれば“飼料で何が使われているか“に着眼し、そこに対してライバル社にはないこだわりを持つ生産ファームの高級卵を選んでみるといいかもしれません。
大抵の生産ファームは自社webサイトを持っているので、めぼしい高級卵が見つかったら実際にそのwebサイトでどのように生産されているのかチェックしてみましょう。
ベストなのは、「飼料のこだわり」と「飼育方法のこだわり」の二つを持ち合わす高級卵です。
次は「どれほど飼料にこだわりを持っているか」です。
多くの高級卵は値段が高い分しっかりとした製品が多く、いろいろな生産ファームが出している高級卵を食べてみて、最終的には「好み」になってくると思いますね。
ですから、選らず際には一つの基準を知っておくと“外さない”かと!
苦渋の選択。上記ポイント抑えた上で当サイトが選ぶ「人気のある高級卵」厳選3
「輝」 オススメ度★★★
埼玉県秩父市に養鶏所を構えるアクアファーム秩父さん。
メディアの取材や多数広告を出しているので高級卵を探している人なら一度は耳にしたことあんじゃないでしょうか。メディアの影響が大きいのか、はたまた実際に卵の質が良く美味しいのか、気になる方は実際に食べてみることをオススメします。
この養鶏所では、シャモを主体として品種改良をしたオリジナルの鶏から生まれる卵が特徴で生臭さが無く、甘みコク等がまねのできない味に仕上がるようで、なんでも、流れているお水を鶏に与えると生臭さがなくなとのだとか。(なるほど・・)
また飼育に関しては、広大な土地でのびのび育てているのでニワトリのストレスがないのだとか。
エサは、とうもろこしを主体に魚粉、海藻、天然ミネラル、カルシウム、漢方薬等約25種類をブレンドした栄養強化餌を与えているので、卵に送られる栄養価は高そうですね。
飼料、飼育方法、メディアへの露出、これらの3つの評価で★3つとさせていただきました!
美味しい卵を作るこだわりが凄く伝わるので、アクアファーム秩父さん自慢の高級卵「輝」は、個人的に一つ高級卵の基準として位置付けてもいいように思います。
「タマンゴ」 オススメ度★★
⑵福岡県の天草空港に置かれている
⑶ふるさと納税
⑷メディア取材アリ(2019年 読売新聞)
個人的に一番食べてみたいと思ったのが天草ファームさんが生産する「タマンゴ」という高級卵。
この卵何がスゴイって、マンゴーとココナッツをエサに混ぜた完全オリジナルの配合飼料で、なんとこの配合飼料に特許を持っているというから驚き。
タマンゴ経営者の方の生まれが熊本県にある天草市ということで、地元の名産品を作りたいという想いからタマンゴが誕生したそうです。
現在、天草市の空港に商品が置かれていたり、2018年には読売新聞の取材を受け新聞記事になるほど躍進されています。
【2019・9追記】
タマンゴファームで新商品となるチーズケーキ、その名も「タマンゴの誘惑」が発売されました。
タマンゴを使用し。上品で甘さ控えめ後味すっきり、一度食べたら手が止められないほどやみつきになってしまうチーズケーキです。
なんと実際にタマンゴファームから当サイト宛てに新商品「タマンゴの誘惑」が届きました!!
びっくりしましたが、すぐにwebサイトで書いた記事のことだと思ったのもつかのま、開封して丸々一つペロリと食べてしまいました。。
商品説明欄に書いてあった通り、とても上品な味でサラッと食べられる未だ体験したことのないチーズケーキでした。
タマンゴファームの皆さま、どうもありがとうございました。
ということで、当サイトJuditanewsdでは「珍しい高級卵★★★3つ」の高評価をつけさせていただきました。
機会があれば是非食べてみたいと思います。
「頑固(がんこ)赤玉 」 オススメ度★

高級卵の人気と違い
⑴420日齢までの鶏から生まれる卵を使用
⑵配合飼料にこだわり
⑶厳重なサルモネラ菌チェック
⑷大自然に囲まれた大分県速見群で飼育
大分県速見郡に養鶏所を構えるオレンジエッグさん。
自慢の高級卵「しあわせ卵」は、卵特有の臭みがなく濃厚な黄身が特徴です。
この地域は、大自然に囲まれており飼育環境にもってこいの土地で鶏達が育つに適し、また独自にブレンドしたエサにもきちんとこだわっています。当サイト独自で設ける高級卵の選び方基準に満たしています。
さて、ここのファームさんが作る卵がどんなものが気になりますね。
自社ホームページによれば、こだわりが3つあります。
一つ目には、植物性飼料を使っている点。ミネラル用豊富な天然わかめ、天然塩、大根葉、ビール酵母、など生産者さんがこれまでの経験と知識をもとに配合したエサが自慢。こちらでは、天然飼料という呼び方をされています。そして、ネッカリッチと呼ばれる薬用炭を使うことで、鶏の腸内細菌が良好に保ち、サルモネラ菌への対策になります。
高級卵の魅力としてやっぱり”生食”は外せないところですし、サルモネラ菌のチェックを随時行っている点は、私たち消費者として嬉しいですよね。贈り物を届けるにしてもやっぱり味の良さと安全性は求めたい部分ですし、普段より高い支払いをして買うので選ぶ際はこうした情報を把握しておきたいところです。
そして、ここがスゴイ!と思ったのが、生産しお客様へ届ける卵はすべて420日齢までの鶏であることです。
どういうこと言うと、鶏が生まれてから420日の期間で生産される卵のみ出荷され、420日を超えた鶏から生まれる卵はたとえ健康であったとしても、一切商品として出さないということです。
1歳ちょっとの鶏ということになりますが、これはなかなかのこだわりなんじゃないでしょうか!
当サイトが選ぶ「一度は食べてみたい高級卵 NO.1」
「タマンゴ」 オススメ度★★★
さきほど”人気の高級卵”でも登場した天草ファームさん自慢の「タマンゴ」。
数多くある高級卵からなぜタマンゴが珍しいかという理由は、はやり特許を取得しているというマンゴー・ココナッツ・カニなどをふんだんに使った”完全オリジナルの配合飼料”の部分で、他のファームさんもオリジナル飼料を使っていますが、マンゴーやココナッツをエサとして与えているというファームさんは他にありません。
飼育は、熊本県から少し離れた天草という自然豊かで海に囲まれた小島でのびのび育てているため、ニワトリへかかるストレスは一般的な養鶏場のニワトリと比較すると、その差は歴然です。
高級卵業界では珍しい飼料、大自然豊かな熊本県の離れ小島で飼育、そしてメディアから取材、の3つの面を総合的に評価し、当サイトで”一度は食べてみたい高級卵”のジャンルでNO1をつけさせていただきました!
⑵福岡県の天草空港に置かれている
⑶ふるさと納税
⑷読売新聞にて特集された
さいごにひとこと
高級卵と対比されるのが私たちがいつもスーパー等で買っている1パック200~300円のいわゆる”一般的な卵”ですが、誤解なくお伝えするとこの一般的な卵だからといって栄養が全く無いワケではなく、あくまで高級卵と比較した時に劣るというただそれだけのことで、手ごろな値段で卵の栄養素を摂取できるメリットがありますよね。
なので、どちらが良くてどちらが悪いという極端な考えでなく、どちらにもプラスの面マイナスの面があるということを認識が必要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
高級卵、一度はチャレンジしてみるものアリかもしれませんね!ただお財布とは要相談を、、、。
ばいばーい